支払った医療費をローンで払ったり、クレジットカードで支払ったときの所得税控除はどうなるのでしょうか?

【歯の治療費を歯科ローンやクレジットにより支払う場合】
歯科ローンは、患者が支払うべき治療費を信販会社が立替払をして、
その立替分を患者が分割で信販会社に返済していくものです。
したがって、信販会社が立替払をした金額は、
その患者のその立替払をした年(歯科ローン契約が成立した時)の医療費控除の対象になります。 
なお、歯科ローンを利用した場合には、患者の手もとに歯科医の領収書がないことが考えられますが、
この場合には、医療費控除を受けるときの添付書類として、歯科ローンの契約書の写しや
信販会社の領収書を用意してください。

(注)金利及び手数料相当分は医療費控除の対象になりませんからご注意ください。


また、歯科医に対するクレジットカード会社の立替払は、
信販会社が患者に代わって医療費を支払ったことになりますから、
信販会社が立替払をした時(クレジットカードを利用して支払った時)に
患者が医療費を支払ったことになります。
したがって、クレジットカード会社が立替払をした金額は、
その患者のその立替払をした年の医療費控除の対象となります。

なお、クレジットを利用した場合には、患者の手もとに歯科医の領収書がないことも考えられますが、
この場合は、クレジットの契約書や信販会社の領収書などにより
治療費の支払先や治療費の額を証明することが必要となります。

【医療費控除を受ける場合の注意事項】
(1) 治療中に年が変わるときは、それぞれの年に支払った医療費の額が、
各年分の医療費控除の対象となります。

(2) 健康保険組合などから補てんされる金額がある場合には、
その補てんの対象とされる医療費から差し引く必要があります。


以上、国税庁HPより
(所法73、所令207、所基通73−3〜4、73−8)

文責:原沢 由美